1月4日暖かかったので走ってきました。自宅から南に下り、ルート150沿い、右手に海です。
久能山東照宮からの眺めです。空と海がいつもきれいです。
久能山から自宅にもどる途中になると走ったり歩いたり。「太平洋岸自転車道路」の表示です。日の光が素敵で振り返ってみた風景です。
--------
斎藤 環、山登敬之先生による「世界一やさしい精神科の本」がとても分かりやすくいくつかの精神疾患について説明しています。その抜粋を少しずつ。第9章までありますが、まずは「うつ病」の章から。
なぜか身体が動かない
「うつ病」について
僕はあえてこういう説明のしかたをしている。「うつ病っていうのは動けなくなる病気なんですよ。」(中略)
実際、うつ病で思うように体が動かない人にしてみたら、それが気分の問題なんだか身体の病気なんだか、自分では区別できないと思う。心と体っていうのは、もともと分けて考えられないものだから、それも当然だ。(中略)
こんなふうに心身ともにエネルギーが枯渇しちゃって、その人全体の機能が停滞した状態が、病としての「うつ」なんだ。大体イメージはつかめたかな?(中略)
それじゃあどうしてうつ病になるのか。(中略)
おおざっぱな言い方をすると、うつ病の人の場合は、融通のきかない性格のところに、いろいろ無理をしてしまって病気になる。病気が始まるときは、ストレスがきっかけになることがおおいんだけど、それが見つからないことだってある。人によっては、季節の変わり目や寒い時季になると、調子を崩してうつになる人もいるんだ。とっちにしても、病気になるまで無理しなきゃいいじゃん、って思うよね。でも、それも無理。本人は無理してるなんて思ってないし、そういうふうに行動しちゃうのは、そういう性格だから。でも、うまくいっているときは、それでうまくいっているんだから、必ずしも性格がいけないとはいえないんだな。
タグ:うつ