2016年03月21日

その悪い考えは、どのくらい本当のことなのでしょうか(認知療法1)

 自分は何やってもだめだ、何もできない、誰からも評価されない、生きる価値は何もない。病気はいつになってもよくならない。など考えていることありますよね。それは考えであって事実とは違うかもしれません。

 友人に送ったメールの返事が来ないとき、何か悪いことを言ったのか、嫌われたのかなど不安になります。調子が悪いときは、「誰からも好かれない」「人と付き合う力も何もない」と考えはふくらんでいきます。メールが来ないのは、その人が忙しかった、体調が悪かった、忘れていたなどの理由がほとんどなのに。

今日は朝から職場の上司の言葉がきつく、態度もよそよそしいと感じるとき。自分の仕事に不満があるのか、ちゃんと仕事をしていないと思われているのか、から「仕事も何もちゃんとやれない」「職場みんなから迷惑がられている」と考えが進むかもしれません。上司がそっけなかったのは、家族のことで悩んでいる、朝、家族とけんかした、二日酔いで頭痛がしていた、そんなことが事実のことが多いですね。

 だるくて何もできない日が続いています。何もできなくて何の価値もない、病気もちっともよくならないと考えます。だるいけど昨日お風呂に入った、今日朝はパンを食べた、病気も月1回病院に行っているし薬も何とかのめている、少しいい時もあった、と事実は違います。

 「いつも」「何も」と考えるときは、要注意です。事実は違いますよ。
悪い考えでつらい気持ちになるのはもったいない、そうでないいい事実もあります。

悪い考えがおきたとき、「これは考え、事実は別」と一呼吸おきましょう。

タグ:認知療法
posted by terada at 17:28| つらい時に