2016年07月19日

眠れない

 たくさんの人が眠れなくて困っています。

 いつでもどこでも何時間でも眠っていた中学高校時代、起きたら「夕方?」と笑っちゃうほど寝ていた大学時代。大人になって、いつまでも眠れることが少なくなり、なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまう。「今日ちゃんと眠れるかなあ」と夜になるのが怖くなること、ありませんか。

 「不眠」の症状は、寝つきが悪い、途中で目が覚めてしまう、朝早く目が覚めてもう一度眠れない、熟睡できない、などの特徴があります。眠れないことが続くと疲れがたまり、身体も気分も不調になります。眠れなくてお布団のなかで、「今日は眠れないなあ」と思うだけならいいのですが、不安が強くなる、悪いことばかり考える、昔の嫌なことを思い出す、など嫌な気分を伴うととてもつらいことになります。

 明日大切なイベント(重要な会議がある、結婚式に出る、子供が受験する、同窓会に出るなど)がある、今日久しぶりに友人と会って楽しくて興奮した、家族が病気になってしばらく治療が必要になった、など、漠然としたものでなく、これという不安がある時やいつもの生活と違って気分が高まることがあった日など眠りにくくなります。あまりにも疲れているときもかえって眠れなくなることもあります。一方、うつ病、不安障害、統合失調症など精神科的な病気には不眠が一つの大きな症状となります。

 いい眠りをとるための方法は、寝る前は刺激の強いテレビはみない、ゲームはしない、テレビをみながら寝ることはしない、昼間軽く身体を動かす、眠くなるまで布団に入らない、お酒は飲みすぎない、など言われていますが、試してみてもうまくいかないときもありますよね。一日リラックスして生活すればそのままよく眠れるけど、強いストレスを受けたり、気分が安定していないときは、何を試しても眠れないことがあります。

1週間以上眠れない日が続いて身体・気持ちの不調を感じるようなら、不安を軽くする抗不安薬や睡眠薬を一時的にのむ方法もあります。最近はいろいろな種類の睡眠薬も出てきました。のまなくても、持っているだけで安心して眠りやすいという方もいます。

 「寝るにもエネルギーがいるのですね」とおっしゃった方がいました。休むための睡眠なのに、不思議ですね。


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 夏になりましたね。早朝から近くで蝉が鳴いています。しばらく見ていましたが、お腹を力強くぐいぐい動かして鳴いています。愛おしい!

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 数年前に行った南の島。原風景のままでした。

posted by terada at 06:00| つらい時に