2020年06月01日

疲れているあなたに

杉田敏先生のインタビュー「英語も思考も深まるといい」がNHKテキストに載っていました。最後に、アメリカの詩人Henry Wadsworth Longfellowの詩、The Arrow and the Song(矢と歌)が紹介されています。

I shot an arrow into the air,       
It fell to earth, I knew not where;  
For, so swiftly it flew, the sight   
Could not follow it in its flight.   

I breathed a song into the air,    
It fell to earth, I knew not where;  
For who has sight so keen and strong, 
That it can follow the flight of song? 

Long, long afterward, in an oak
I found the arrow, still unbroke;
And the song, from beginning to end,
I found again in the heart of a friend.

私は空に向かって矢を放った。大地に落ちたけど、どこに落ちたかわからなかった
矢はとても早く飛んで行って、追うことはできなかった

私は大地に向かって歌を歌った。どこかへ飛んで行ったけど、どこへ行ったかわからなかった
どんなに視力がいい人でも、どこへ飛んだか見えなかっただろう

ずっとあとになって、樫の木にあの矢が折れずに刺さっているのを、私は見つけた

そしてあの歌も、初めから終わりまで友の心の中に残っているのを、私は知った
(この連のみ杉田先生訳、あとは自分の訳です)

「矢」というのは心ないことば、「歌」は忘れていた温かいことばのことです(杉田先生)。


いつの間にかはっていた気持ちがほっとしたのでお伝えしたくなりました。


コロナウイルスの影響で生活が変わりましたが、一緒に乗り切っていきましょう。

当院でもできる限りの感染予防対策を行っております。世間のルールに従って外出を避けがんばっていらっしゃる患者様に敬意を表します。マスクを持ってきていただいたり、当院スタッフへの心配をしてくださる方も多いです。ありがとうございます。

患者様の多くは、日ごろからコロナウイルスの何倍、何十倍ものつらさと戦っています。この機会にたくさんのことを患者様から学びました。自分にできることを淡々粛々と行うことを考え過ごしていきます。

posted by terada at 14:45| つらい時に